児童思春期外来
児童思春期外来
児童思春期外来とは、児童期・思春期の方を対象とした精神科の外来です。
- 学校にいけない
- 不安になるとおなかがいたくなる
- 夜眠れない・朝起きられない
- いらいらする
- 落ち着きがない、集中できない
- こだわりがある等
小・中学生の時期は、選択できるコミュニティが狭く、その場所でうまく適応できないことが挫折体験となりやすい世代で、それらのストレスが適応障害等の一過性に起きる病状を引き起こすことが多いです。
ほとんどの場合は環境や生活を変えることで状態は安定してきますが、思春期は反抗期とも重なるため、親子関係が複雑になりやすく、大人のアドバイスを素直に聞き入れることができない状況に陥っていることもあります。またご両親にとっては実の子供を客観的に見ることが難しいこともあります。
児童思春期外来では、精神状態について専門的な評価をしながら、第3者的な視点も含めてよりよい生活環境の撃備や暮らし方を本人、ご家族と一緒に考えていくことであると思っております。
診療時間
月曜日:午前10時・11時
木曜日:午前11時・午後1時・2時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
午前 | 10時・11時 | – | – | 11時 | – | – | 休診 |
午後 | – | – | – | 1時・2時 | – | – |
- 初診は電話予約が必要です。電話予約時はお子様の年齢と共に「児童思春期外来の予約」とお伝えください。
- 初診日・再診日ともに完全予約制をとっております。予めご了承ください。
対象年齢
児童思春期外来の対象年齢
児童思春期外来の対象年齢は小学生・中学生までとさせていただいております。
高校生の方が相談者である場合、一般精神科外来として対応させていただきます。
お伺いした相談内容によっては15歳以下の方でも、一般精神科外来や他機関への相談をお勧めする場合もございます。ご了承ください。
受診までの手順
初診は電話予約が必要です
「児童思春期外来の予約」とお伝えください。
ご予約の際には、下記電話相談表に基づき、ご質問をさせていただきますので、あらかじめ内容をご確認お願いいたします。
予約電話番号
大仲さつき病院(代表)
お気軽にご相談ください。
電話:0594-76-5511
問診票と当日の持ち物の確認
予約完了された方は、問診票の確認と当日の持ち物の確認をお願いします。
当日の持ち物
- 上記問診票(ご自宅で記入いただいた場合)
- 保険証
- 母子手帳
- 紹介状(該当者のみ)
- お薬手帳(該当者のみ)
- 今までの検査結果(該当者のみ・コピー)
- 各種手帳(療育手帳、精神障碍者福祉手帳など・該当者のみ)
- 福祉医療費受給資格証(こども医療費受給者証など・該当者のみ)
- 医療券(該当者のみ)
入院について
当院の入院は成人のみの対応となっております。恐れ入りますが児童思春期のかたの入院は対応しておりませんので予め
ご了承ください。
発達障害について
発達障害の診断をする事は本外来の主目的ではありません。
学校や友人関係で上手く行かない原因として発達障害が隠れている事はありますが、もし発達障害があったとしても、多くの場合は現在直面している問題をどのように改善するかを相談していく事が主な治療となります。
診断をするべきかどうかは子供・親様の気持ちや得られる社会福祉によって変わって来ます。
ただし、もし発達障害による生活への影響が著しく、専門医の治療を受けた方が子供様のためになると医師が判断した場合は、専門医への紹介について御相談させて頂く事はあります。
ご家族が相談されたい場合
お子様のことについて、ご家族が相談されたい場合、臨床心理士による相談もおこなっています。