治療方針-精神療法
精神療法について
薬物療法と並んで、精神科治療の柱となるのが精神療法です。専門家と患者さまとの心理的交流によって、精神障がいの改善を目指していくものです。こころの病気は、遺伝や環境、性格、価値観、ストレス耐性など、さまざまな要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
そこで精神療法を行うことが有効とされており、精神療法の目的は、患者さま自身や人間関係、ものごとへの考え方、あるいはかたよりを見直し、それをサポートしていくことです。
また患者さまと治療者との信頼関係を築くことも重要な目的です。